第21回・親子現場見学会
親子現場見学会



一般公募した小学生高学年とその保護者のペアを対象とした「親子現場見学会」。21回目となる今回は、奈良で施工している「新奈良県総合医療センター新築工事」の建設現場見学と、「奥村記念館」を見学しました。

大規模な建設現場へ入ると、そのスケールの大きさにびっくり!
高所作業車やバックホウに乗せてもらったり、初めての体験にワクワクした楽しい見学会となりました。


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まず午前中は、「奥村記念館」を見学しました。 参加者は3班に分かれ、免震装置の体験や展望フロアからの解説、地下の免震層の見学など、説明員の方の説明に、参加者は興味津々で聞き入っていました。

親子現場見学会
免震装置の体験では、子どもたちが順番に椅子に座り、過去に発生した地震の揺れと、同地震時の免震効果の両方を体感しました。体験した子どもたちは、過去の地震の揺れの大きさに驚きの表情を浮かべ、続いて免震の体験では、揺れが断然小さくなったことから、免震効果を実感していました。

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親子現場見学会 その後、「新奈良県総合医療センター新築工事」の建設現場を見学しました。 はじめに、この病院の発注者である奈良県立病院機構の方よりこの病院の役割を教わり、続いて工事所所長からは、この建物の構造や、4種類の免震装置を持つことなどを教えていただきました。


高所作業車の試乗体験コーナーでは、初めて装着する安全帯や高さ4.5メートルからの景色など、子どもたちは興味深く体験していました。また、クレーン車の前での写真撮影や、バックホウの乗車体験もできて、親子で有意義な一日を過ごしていただきました。
参加者からは、「見学会に参加して、建設業を身近に感じることができた」「安全に配慮して従事されていることが、実際の現場を見て分かった」「普段は見学できない場所なので、貴重な経験になった」等の声が聞かれました。

親子現場見学会

■建設するのに、何日もかかるのが驚きました。(小学6年生・男)

■女の人でもこの仕事ができることを初めて知りました。(小学6年生・男)

■免震装置をつけるだけで、揺れがこんなに違うのでびっくりしました。(小学6年生・女)

■完成したり、また、作業が進む経過が見たいと思いました。(小学5年生・男)

■建設工事について、もっと知りたいと思いました。(小学5年生・男)

■将来は、鉄骨を組む仕事がしたいと思います。(小学6年生・男)
■普段子どもが見ることの出来ない現場を体感することが出来て、非常に良い経験になりました。(40代・男性)

■いろいろな技術力を見ることができたので、とても興味がわきました。(40代・女性)

■子どもも初めて見たり、重機に乗せてもらったりして、とても興味深かったと思います。また機会があれば参加したいと思いました。(40代・女性)

■現場内はきっちりと整理整頓され、あらゆる所に注意喚起がなされて、安全対策にきっちり配慮されていると感じました。また、周辺に民家は多くないのに、防音シートが全面に張られ、環境への配慮が素晴らしいと思いました。(40代・女性)

■現場は、ゴミやたばこの吸い殻など無く、とても整理されていたのが、印象に残りました。(40代・男性)
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