事務所ビルの改修事例

ダブルスキン工法による改修

<仕様:プレキャスト版>

改修前

<仕様:ガラスカーテンウォール>

改修後


■ 建物の概要 ■
建物用途  
事務所
構造  
鉄骨鉄筋コンクリート造
規模  
地下4階、地上22階
延床面積  
131,416.0u
竣工年  
1969年 

 

■ 改修の概要 ■
改修の背景   築後20年を経過した地上22階建の大規模ビルで、社会環境の変化、および将来のニーズを据えた抜本的なリニューアルが計画され、その一貫として、汚れの著しい外壁の改修が行なわれました。
改修の目的   汚れの著しいプレキャスト版の外壁をガラスカーテンウォールに改修することで、建物のイメージを一新することをはかりました。また、OA化に対応し、エネルギー効率を高める機能を付加することにより、建物の価値向上と延命を考えました。
工事の期間   1987年12月〜1989年4月 工期17ヶ月 (築後20年)

 

■ 改修の内容 ■
新たに設けられた外壁は、既存の外壁をそのままにして、その外側に約65p離して、 ミラーガラスのカーテンウォール取付け、外壁を二重(ダブルスキン)構造にしました。 
また、カーテンウールは壁面上下端部が開口となっており、外気とダブルスキン内の圧力差を低減し、外装材の軽量化を図りました。
カーテンウォール取り付けの詳細

 

■ 施工の概要 ■
施工の方法

ダブルスキン内の65pのスペースを作業スペースとした、無足場工法によりカーテンウォールを取り付けました。

取付ファスナーは、既存外壁を貫通させて固定しました。
施工上の留意点

カーテンウォールの部材、断面を決める上で、ユニット化等の取付方法も大きな決定要因となります。 

 

■ その他 ■
改修の効果

外装を一新したことで、建物の大幅なイメージアップになりました。また、ダブルスキン内が夏季の日差しカットおよび冬季の保温ゾーンとなり空調負荷の軽減につながりました。

ダブルスキン内のスペースは個別空調に対応するための空調機置場に利用でき、OA化、インテリジェント化への対応が可能になりました。
「ダブルスキン工法」の適用について

既存外壁の外側へ新たに外壁を造ることのできるスペースが敷地内にあることが前提となります。