第19回・親子現場見学会
親子現場見学会



平成7年から開催し、今回で19回目を迎える「親子現場見学会」。
今回は、トンネルをつくっている土木工事と、サッカースタジアムをつくっている建築工事の2つの建設現場を見学しました。
ふだん見ることのできない大規模な建設現場の中へ入り、スケールの大きさや、建設現場で使われる重機を間近で見て、その大迫力に圧倒されました。
建設現場では、働く人たちからいろいろなお話を聞き、建設業の技術や安全に対する姿勢を学び、親子で一緒に貴重な体験ができた見学会となりました。


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まず午前は、兵庫県西宮市で建設している「名塩道路八幡トンネル工事」を見学しました。

このトンネルは、国内でも珍しい上下線のトンネルがくっついた超近接めがね構造のトンネルで、実際にトンネルの中を歩いて、建設途中の様子を見学しました。トンネル内では、初めて見るいくつもの大きな重機に圧倒されました。
このトンネルが出来ると、周辺道路の渋滞が解消され、地域交通の安全が確保されるようになることを学び、また、施工には、防音や防塵に細心の注意を払っていることを教えていただきました。


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親子現場見学会 昼食のあとは、大阪府吹田市で建設している「(仮称)吹田市立スタジアム(通称ガンバスタジアム)建設工事」を見学しました。

このスタジアムは、国際基準を満たす4万人収容のサッカー専用スタジアムで、観客席を覆う大屋根と、ピッチと観客席がとても近いことが特徴で、施工VTRを見たり、躯体工事のPCaの説明を受けて、初めて聞く話に子供たちは興味深く熱心に聞いていました。


そしてスタジアム内では、日本で1台しかない超大型クレーンなどを見学し、スタンドの階段を上がってコンコース部分から施工エリア全体を見下ろして、スケールの大きさを体感しました。
重機と一緒に写真を撮ったり、完成後のスタジアムを想像しながら建設現場を歩いたりと、出来上がりがとても楽しみな見学会となりました。

親子現場見学会

■トンネルの開け方を初めて知りました。(小学6年生・男)

■トンネル工事では大きな音があまり聞こえないよう工夫をしていることを初めて知って、工事をするときは、とても気を配ってることが分かりました。(小学5年生・女)

■スタジアムから大きなクレーンをどうやって出すのか教えてもらって、クレーン自体も、組み立てられて使う物もあることを知りました。(小学5年生・女)

■ガンバスタジアムは、他のスタジアムと比べて建設期間が短いと知って驚きました。(小学5年生・男)

■また、完成したトンネルやスタジアムに行ってみたいと思いました。(小学5年生・女)
■環境に配慮した工事で感心しました。(60代・男性)

■働いている方たちが、いきいきと楽しく仕事をされている雰囲気が感じられました。(40代・男性)

■ものづくりの楽しさ、おもしろさが伝わりました。(50代・女性)

■子供たちにとって、学校では行えない社会見学であり、非常に貴重な体験だと思います。これからも継続してください。(40代・男性)

■これまでのイメージよりも、クリーンで先進的な印象が持てました。(40代・男性)

■高い公共性、夢のある大きな仕事だと思いました。(40代・男性)
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