第14回・親子現場見学会
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普段なら入れない建設現場を見学できるとあって、毎年好評の夏休み親子現場見学会。
第14回となる今回は、村野浄水場の施設・現場見学と、奥村記念館を見学しました。
村野浄水場は大阪府内の約8割を供給している水道水が出来るまでの過程を学び、近隣への騒音を低減させる放電衝撃波工法を用いた現場を見学し、奥村記念館では、「地震&免震体験装置」を体験でき、親子で楽しく学べる見学会となりました。


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バスで奈良市の奥村記念館へ!
3班に分かれ免震装置の構造模型や、記念館の基礎に取り付けられた高減衰積層ゴムによる実際の免震装置の説明を受け、「地震&免震体験装置」を体験しました。
体験装置では、阪神大震災と新潟中越地震の実際の揺れと、免震装置を設置した場合の揺れの比較を体験できました。
最新の免震技術の凄さに驚き、感心しました。


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奥村記念館近くの「シルクロードの終着駅」で昼食。鉄道ジオラマで電車を動かして遊びました。そして、奈良公園のシカの多さにビックリ!その人懐っこさに、思わずナデナデしてしまいました。


line 現場 現場 昼食後、バスで約1時間、枚方市の村野浄水場へ。
まずは、講堂でビデオ「大阪府営水道の歴史」や「きれいな水を取り戻そう」を見た後、2班に分かれて、施設見学。
大阪府水道サービス公社の方に水ができる過程を順番に混和池から沈澱池、ろ過池と回りながら施設の説明を受けました。

次は、現場見学。
現場事務所で近隣の民家に配慮するため、低騒動・低騒音で火薬類を使用せず、CO2の発生を抑制し、環境にやさしい「放電衝撃破砕工法」の説明を受けました。
そして、ヘルメットをかぶり、いざ現場へ!実際に作業している現場を現場所長の案内で見学しました。
また、最後に「飲み水ができるまでどのくらいの時間がかかるの?」「現場の重機はどうやって下におろしたの?」など、いろいろな質問に答えてもらいました。

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■自分が飲む水が12時間かかっていることに、びっくりしました。最初の水はすごく汚くてびっくりした。川を汚さないようにしようと思いました。(小学3年生・女)

■奥村記念館で免震装置がある時と、無い時の揺れの差がすごく違うのでびっくりしました。初めて建築現場に入れて、ヘルメットをかぶることは少ないので、かぶれてよかった。(小学4年生・女)

■大きな高いビルの下には、いろんな工夫がされていることを知りました。奈良の歴史ある風景の中にある奥村記念館は素敵だと思いました。見学しながら癒されました。(小学6年生・男)
■各都道府県に建設業界があることが分かり大阪建設業協会のようないろいろな活動をされていると思うと、素敵だと思いました。個人では見られない建設中の現場を見せていただいて、解り易く、最新の技術や工法を説明していただきとても興味深かったです。ぜひ、また参加したいです。(40代・女性)

■高度な技術や建設は、町づくりにとても貢献していて「すごいなぁ」と思いました。最初は難しく考えたけれと、マンションが建つためには、いろんな工夫がされていて、安心感をもらい、勉強になりました。(30代・女性)

■安全神話が崩れていく中で、現場を見せて頂くと、きちんとしているんだと実感でき、安心しました。汚い水を見た時は、今まで以上に水を大切にしようと思いました。限りある資源、子供たちにはいつまでも安全でおいしい水を飲んでもらいたいです。(30代・女性)
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